
ウフフフフ♪
嬉しいな、ハンドメイドのMY巻きす♪
ちょっと平らにならなかったところもあるけど、大事にず〜っと使うんだ(^^)

花粉症の方にとっては気が重くなるこの季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私たちの教室は2週ほどお休みを頂戴して、
勉強会やら春の遠足やらを実施いたしておりました。
冒頭、巻きすからチラッと覗くリカちゃんの笑顔をご覧いただきましたが、
今年の春の遠足は、なんと東京・台東区で「はじめての巻きすづくり」に挑戦!
これが、大・大・大・大・大ヒット!
と〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っても楽しかったので、早速レポートしちゃいます(^o^)v



巻きずし教室と言えば「巻きす」とは切っても切れないご縁があるものの、
最近ではホームセンターなどで低価格で販売されており、
きっと国外で大量生産されているのだろうとしか考えたことがありませんでした。
けれど数年前、「東京には今でも巻きすを手作りしている工房があるのよ」と
チカコ先生に教えていただいてからず〜っと気になっていたんです。
そして、今回ようやくスタッフみんなでお伺いすることができました。

その工房がこちら!伝統の「江戸すだれ」を作り続ける(株)田中製簾所。
わたしたちがお世話になったのは、
職人歴25年で東京都伝統工芸士の資格を持つ五代目の田中耕太朗さんです。
編み台の前に立ち、手前と向こう側にぶら下がっている「投げ玉」を交互に往復させて
手早く巻きすを編み上げていく田中さん。
投げ玉がぶつかり合う、「カラン」「コロン」というリズミカルな音が工房に響きます。


長い年月をかけて培われてきたその美しい所作は、まさに職人技。
しばし五代目の手さばきに目を奪われます。
あ、ただですね、工房で体験を希望される方のためにこれだけはお伝えしておかなくちゃ。
五代目、見た目はかな〜り怖そうなお方です( ̄_ ̄|||)
だってさ、スキンヘッドで体格がいいでしょ。
しかも職人さんだから必要なこと以外はあんまりお話ししてくれないんですよ。
きっと予備知識なしで工房に顔を出したら、
皆さん「Σ(゚口゚;」こんな感じで固まっちゃうと思うんだ(汗
場合によっては、数秒の沈黙のあと「間違えました・・・」って
静かに引き戸を閉めてしまうことになるかも!?
でもね、実際に体験していただければ、そういう心配も杞憂だったとすぐに気づきます。
実技指導はとても丁寧ですし、優しいお人柄がヒシヒシと伝わってきますから(^^)v



工房には簾(すだれ)をつくるための竹ひごや萩(はぎ)・葦(よし)などが
棚の上にうず高く積まれていたり、体験用に数基の編み台が配置されています。
長年使い続けられて角が丸くなった樫の投げ玉もいろいろなサイズがあるようです。

五代目にお伺いしたところ、この中には90年以上使っているものもあるのだとか!
どれだけ世の中が変わってしまっても、
この工房では伝統のワザが次世代に脈々と受け継がれてきたのでしょう。
それが、今はなんでもかんでも「機械で大量生産」ですものね。
このままだと、いつの日か巻きすを作れる職人さんが
日本からいなくなってしまうのではないかと心配になってしまいます(汗

↑これ、楽しい!キヨミさんもご満悦♪
本日のレポートでは長くなるので割愛しますが、
今回の体験を通して、大量生産された巻きすと職人さんが手作りした巻きすでは
あるひと手間をくわえることで品質に差が出ることがよく分かりました。
そのあたりは、後日改めて記事をUPする予定ですのでどうぞお楽しみに♪



さて、大きなハサミで竹ひごの端を切り揃えればMY巻きすの完成です。
ご覧くださいチヒロ先生のこの表情!
と〜っても嬉しそうでしょ(^^)
「これからこの巻きすでどんな絵巻きずしを巻こうかしら?」と
考えるだけでウキウキ・ワクワクしちゃいますよね♪

↑みんな揃って、ハイ・チーズ♪
こうしてとても楽しかった巻きすづくり体験はあっという間に終了。
田中さん、どうもありがとうございましたm(_ _)m
今回はお仕事の都合で参加できなかったメグちゃんと一緒に
近々ぜひ再訪させていただければと思います!
その節は、どうぞよろしくお願いします♪
その後、私たちは浅草で話題性バツグンの「イチゴカレー」を食べて
花やしきの「忍者道場」で手裏剣の練習をして帰路につきました。


皆さまの「なんでイチゴ!?」とか「なんで忍者!?」というツッコミは
華麗にスルーさせていただきますので悪しからずm(_ _)m
ではでは、ごきげんよう♪

●株式会社 田中製簾所
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